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親父の家政婦だった女 第五十一話

第一話へ第五十話へ そのような問答があって、ゲームが始まったのが十一時三十五分である。ゲーム開始の合図が西岡から発せられて、それに促されるように俺は自らの愚息を取り出して弄り始めた。なるべく西岡の方を見ないようにして、四十五度ほど身体を逸らしてペニスを擦る。西岡は身体を真正面に俺の方へ向けて、じっと俺のマスターベーションを見つめていた。世にも奇妙な構図である。どうしてこんなことをしているかという疑...

親父の家政婦だった女 第五十話

第一話へ第四十九話へ「待て待て待て」「いかがなさいました」「さっきから、『健一様の負けです』ばかりじゃないか。どうやったら勝てるんだ」...

親父の家政婦だった女 第四十九話

第一話へ第四十八話へ 不思議な時間である。西岡と一対一でここまで打ち解けた話ができているのがまず珍しいことだったし、ましてやそれが、殆ど強いられたような二十日間の禁欲期間の最後の三十分だということがまた不思議なことのように思われた。残りの三十分間、俺は西岡に何か意地悪をされることがないように気を付けていなくてはならず、その気を張った油断のならない雰囲気と、他方、打ち解けてリラックスした雰囲気とが、...

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右斜め下

Author:右斜め下
人が苦しむ物語が好きなんだけど、苦しんでいれば何でもいいってわけでもない。
自分でも「こういう話が好きです」と一言で言えないから、好きな話を自分で書いてしまおうと思った。
SとかMとかじゃないんだ。でもどっちかっていうとM。

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