第一話へ第二十二話へ 同じ晩、俺は布団の中で先程の会話を反芻していた。どうやら、俺が訊いた「いつまでこんなことを続けるつもりか」という問いは、要するに「いつになったら前みたいにいたずらを仕掛けてきてくれるのか」ということを訊きたかったようだ、ということに気がついた。それを自覚せずに口に出してしまったのだから、「こんなこと」の内容を聞き返された時にしどろもどろになってしまったのは当然だった。...
ドレインとーさんのサイト。小説や自作RPG。実は「みんなでBF小説」カプセルホテルの頃からのファンです、と古参ファンアピールをしてみる。とーさんの作品に出会っていなかったらたぶん今の私の変態性はここまで開花していなかったであろうと思われる。「お姫様の戯れ」「幸せスクリブル」は名作。でも個人的には「陰湿サラダボウル」の小編が一番好き。FEMDOM EMPIRE -女権帝国-←Newclitlickslutさんのブログ。私の英語読解が正...
第一話へ第二十一話へ 或る晩、いつも通り夕食を終えて錠剤を服用しようとした手をふと止めて、聞いてみた。...
第一話へ第二十話へ その日の事件はそれで済んだ。それから数日の間、俺の生活は何事もなく平和に進んだと云ってよい。無論、自分が何を約束してしまったのかはよく分かっていたから、毎食後の錠剤はきちんと十錠ずつ飲んでいたが、服用初日に感じたような急激な精子生成作用などというものは実際は錯覚で、例えばコーヒーを飲んだ直後に目が覚めたような気になるのと同様――カフェインはそんなに速く効くものではない――、偽薬効果...
第一話へ第十九話へ「実は、ひとつお願いが、約束していただきたいことがあるのですが……」...
第一話へ第十二話へ「じゃあ、死後の魂だけでいいわ。それならばどう?」...
第一話へ第十一話へ 私は13号室の中に幼女の姿で現れ、トオルに云いました。「カラオケの店員さんにこの部屋の中身を見られたらトオル、あなた、捕まっちゃうわね。かわいそうに、ご愁傷様」...
第一話へ第十話へ トオルが気がつくと、アヤはぐったりしていました。息があるのかないのか、トオルは確かめようともしませんでした。...
第一話へ第九話へ トオルがケイスケの胸を刺してからケイスケの身体が床に落ちるまで、ずいぶん長い時間のように思われました。その間、私は、トオルが自分のしたことをキチンと冷静に理解できるように、トオルの魂に普段以上の理性を与えました。...
第一話へ第八話へ トオルはあとからカラオケ店にやってきて、別の階の部屋に入りました。部屋をできる限り暗くし、カラオケの音量を小さくして、申し訳程度に歌の練習をしているふりをしていました。...
第一話へ第七話へ「素晴らしいわ。これで繋属の儀式はすべて完了した。あなたの魂は今、トオル、魔力を鎧って常人を超越したわ。その力で、あなたの望むことを成し遂げなさい」...
第一話へ第六話へ ヴァギナに呑まれてトオルのペニスはいよいよ熱くなりました。トオル自身にも、性欲なのか、快楽なのか、苦痛なのか、よくわからなくなっているはずでした。ただ熱く、鼓動が速く、ペニスが硬くなっていました。私は腰を前後に揺すりました。結合部分からくちゅくちゅと不浄な音がしました。...
第一話へ第五話へ 次の日、私はトオルに高熱を出させ、学校を休ませました。トオルのお母さんは家にいて家事をしていましたが、基本的にトオルは寝室で一人で寝込んでいました。...
第一話へ第四話へ私はわざと知らないふりをしてみようと思いました。...
第一話へ第三話へ その晩のアヤの夢は図書室のカウンターでした。別のクラスの女の子を一人挟んで、その向こうにトオルもいました。アヤはトオルと同じ図書委員の仕事でカウンターに座っているのでした。...
第一話へ第二話へ その日の晩、アヤはバスケ部の練習の夢を見ていました。何とか云う名前の親友の女の子とのパスの息が合わなくて悔しい思いをしている、ありがちな夢でした。私は後輩の姿になって、アヤを呼びました。...
第一話へ トオルは頷こうとしたのを一旦躊躇って、少し考えました。...
誰かが悪魔を喚んでいました。私が行かなくちゃ。なぜだかそう思いました。 喚ばれて飛び出てみたら、悪魔を喚んだのはさえない感じの若い男の子でした。私が何の気なしにグラマラスでセクシーな悪魔衣装で登場したら、どぎまぎして目を逸らしていました。「あら、ごめんなさい。私のセクシーな姿を見るのが恥ずかしいのね」男の子は頷くでもなく否定するでもなく黙っていました。私はロリっ子体型に姿を変えました。周りを見回...